PsychPortAudio('UseSchedule')

PsychPortAudio('UseSchedule', pahandle, enableSchedule [, maxSize = 128]);

事前にプログラムされたスケジュール通りに音を再生する機能をON(OFF)します。

あなたがパソコン上で使っている音楽ソフトのプレイリストのように、スケジュールを組むことができます。

スケジュールは、異なった音を順番通りに再生するためのものです。

PsychPortAudio('Start') が呼ばれたとき、スケジュールが機能し始め、1番目の音が再生されます。

1番目の音が終わったら、2番目、3番目と続き、スケジュールされたすべての音の再生が終わったら、再生を停止します。再生の最中であっても、新しい音をスケジュールに追加することができます。

スケジュールに組み込まれた sound snippet or slot は、'bufferhandle'で指定されたサウンドバッファーです。バッファの中はセグメントに分かれていて(playloopとも呼ばれます)、開始位置や終了位置が決められていて、繰り返し再生する回数も決められています。

'enableSchedule' を1に設定することでスケジュール設定を有効にします。その際、最大 'maxSize'(デフォルトで128 スロット)の異なったスロットを持つスケジュールが作られます。

'enableSchedule' を0に設定することでスケジュール設定を無効にします。その際、PsychPortAudioは一般的な再生を行うようになり、スケジュールは削除されます。

'enableSchedule' を2に設定することで現在のスケジュールをリセットします。スケジュールの再生(処理)が終了したときや停止されたときには、リセットをしてください。

'enableSchedule' を3に設定することで現在のスケジュールをreactivateします。つまり、リプレイのための準備です。